活性酸素も中性脂肪も美容と健康の大敵!でも、極端に減らしすぎないでね

タイトルにもある通り、「活性酸素」と「中性脂肪」は、美容と健康の大敵です。
私は美容についての記事を書くことが多いのですが、美容成分の多くは、活性酸素を取り除くための「抗酸化作用」を意識しています。
紫外線やその他の生活習慣などで体内の活性酸素が増え、細胞を錆びつかせて老化を招くのですから、それを防げる美容成分(抗酸化作用)を配合しようとするのは当然ですよね。

中性脂肪は肥満や病気の原因になりますから、やはり憎き敵となるでしょう。
この二つがなければ、みんなどれだけ若々しく健康でいられることか・・・

とはいっても、なんでもそうですが、極端に減らそうとする行為は、逆に不健康を招いてしまいます。
そもそも活性酸素も中性脂肪も悪いことばかりしているわけではなく、存在意義はあるのです。
過多にならないように注意すればいいのであって、殲滅する勢いは良くありません><
ダイエットだって、のめり込みすぎて亡くなられる方もいるので・・・

今日はストイックすぎる方に対して注意の意味で、活性酸素や中性脂肪を減らしすぎた場合のデメリットにもスポットを当てたいと思います。

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活性酸素のメリット・デメリット

活性酸素が嫌われる理由

体内の細胞を酸化させて錆びつかせ、いわゆる「老化」「劣化」を招きます。
身体が老化するということは、病気になりやすくなったり、外見も老けて見えるようになります。

活性酸素が過剰になった場合

  • 肌の劣化
  • 免疫力の低下
  • 新陳代謝の衰え
  • 冷え性・低体温
  • 生活習慣病
  • ガン
  • 心筋梗塞・脳梗塞・動脈硬化
  • 白内障など、目のトラブル
  • 痴呆症
  • 肺炎・胃潰瘍
  • 関節痛
  • アトピー性皮膚炎

活性酸素が不足した場合

  • 怪我や病気に対する抵抗力の低下
  • 血管を造る機能の低下
  • 神経系機能の低下

本来の活性酸素の存在意義

  • 免疫力の維持
  • 過剰な水素を排出する
  • 血管を造る
  • 体内に侵入したウィルスや菌への抵抗

活性酸素を過剰にしないための工夫

  • UVケア
  • 禁煙
  • 飲酒を控えめにする
  • 抗酸化作用が強い食品を意識して食べる
  • 質の良い睡眠をとる
  • 大食いや早食いをしない
  • ストレスを溜めない
  • 激しい運動の前は準備運動で身体を慣らす
  • 塩素の多い水は避ける

活性酸素と抗酸化作用についての詳細は、下の記事もご覧ください↓
活性酸素を増やさない方法や、抗酸化作用の強い栄養素・食品について書いています。

活性酸素が身体に及ぼす悪影響 抗酸化力の強い成分で対策しよう!

中性脂肪のメリット・デメリット

中性脂肪が嫌われる理由

肥満の原因になるというだけで、ほとんどの人からは嫌われますね(笑)
若いうちは外見の問題だけかもしれませんが、30代以降は生活習慣病などの問題もありますし、好きな食べ物を好きなだけ食べることへの障害にもなりますし、どこをどう取っても嫌われる要素満載です。

中性脂肪が過剰になった場合

  • 肥満
  • 生活習慣病
  • 心疾患・脳疾患
  • 動脈硬化
  • 肝機能の衰え

中性脂肪が不足した場合

  • 栄養失調
  • 疲労感
  • めまい
  • 片頭痛
  • お肌の老化・カサつき
  • 動脈硬化
  • 腎機能の低下
  • 肝機能の低下
  • 体質によってはバセドウ病の原因

本来の中性脂肪の存在意義

  • 適度な体温の維持
  • エネルギー源
  • 内臓や骨を守るクッションの役割

中性脂肪を過剰にしないための工夫

  • 糖分・脂質・カロリーなどに気を配った食生活
  • 有酸素運動を習慣づける
  • 食物繊維を意識して積極的に摂り入れる
  • ω3脂肪酸(DHA・EPA)を意識して積極的に摂り入れる

まとめ

活性酸素にも中性脂肪にも身体に役立つ働きがあるので、ストイックに取り除きすぎても良くないということはお分かりいただけましたでしょうか。

ただ、特殊な状況下ではない限り、普通に生活をしているとどうしても過剰に発生してしまうものなので、「良い働きもあるんだから今のままでいいや」というわけでもありません。
減らす工夫は必要です。

特に活性酸素は、よほどじゃないと不足しないようには感じています。
免疫力については、活性酸素が過剰でも不足していても「免疫力の低下」になるので、面倒臭いです^^;

中性脂肪はダイエットなどで、人によってはかなり不足させるまで頑張ってしまうこともあるかもしれないですね。

結局のところ、「バランスのとれた食生活」「質の良い睡眠」「適度な運動」という、三大生活習慣に落ち着きます。
人によっては喫煙や控えめな飲酒、ストレスを溜めやすい人はストレス発散方法を見つける。
さらに1段階上を望むなら抗酸化作用の強い食品・食物繊維、ω3脂肪酸の積極的な摂取など。

一見難しそうですが、絶対にできなくもないような微妙なライン・・・
一気にではなくても少しずつ自分の生活習慣に採り入れ、いきいきとした老後へ向けての準備を始めましょう!

活性酸素と抗酸化作用についての詳細は、下の記事もご覧ください↓
活性酸素を増やさない方法や、抗酸化作用の強い栄養素・食品について書いています。

活性酸素が身体に及ぼす悪影響 抗酸化力の強い成分で対策しよう!

コメント

  1. ミラ より:

    はじめまして。
    ランキングから来ましたミラです。
    健康って大事ですね。
    「バランスのとれた食生活」「質の良い睡眠」「適度な運動」を意識して
    生活します!

    • さくらノ より:

      はじめまして~、コメントありがとうございます。
      健康のための三大生活習慣は今まで言われすぎて当たり前になってしまうというか、聞き流してしまいがちですが^^;
      結局のところ、基本中の基本なんですよね。
      私は食生活にはそれほど問題ないような気がしますが、睡眠障害と運動不足が^^;
      そろそろ暖かくなってきたので、少しずつウォーキングを始めてるところです。
      お互いにいつまでも元気でいられるよう、基本を頑張りましょうね!

  2. たっきー より:

    さくらノさん こんにちは

    何事も極端はよくないですね。
    メリット・デメリットがまとまっていたので
    すごくわかりやすかったです。

    また、おじゃまします。

    • さくらノ より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。
      中性脂肪も活性酸素も減らした方がいいんですが、一応彼らも仕事はあるわけで(笑)
      それを阻害するほど減らすと危険ですね><
      いま流行りの糖質ダイエット、私も経験がありますがあまりにもストイックにやりすぎて、痩せたけれど体調壊してしまいました・・・
      何に関しても本当に、極端は良くないですねよね~

  3. るなっち より:

    これは私のために書かれたような重要な記事でした(‘Д’)
    ありがとうございます。
    日々の生活習慣がどれだけ重要か身に沁みました。
    何度も読み返さなくては!!
    また訪問させていただきますね。
    いつも有益な情報をありがとうございます。

    • さくらノ より:

      るなっちさん、コメントありがとうございます。

      外見を保つためのスキンケアなども必要なのですが、基本的な生活が乱れていると、あまり意味をなさなくなってしまうんですよね><
      「健康サプリ飲んでるから食事は適当でいいや」なんて生活をしていると、サプリの効果も遠く及ばず(笑)
      なにをするにもまず、基本ができてないとな~と思います。
      とはいっても、私もちゃんとできているわけではないので、頑張らなくては^^;
      まずはウォーキングの習慣を摂り入れます!睡眠障害もあるのですが、運動をすると多少は良くなるような気もしてるので、期待しています♪