今回は、いま日傘選びに悩んでいる方に向けての記事です。
「日傘は値段もすごい差があるし、結局どれを買えばいいの~?」と迷っている方の手助けになれたらと思います。
日傘を購入する際に着目した方が良い、13個の気になるポイントについて、その理由とともにまとめました。
前回は遮光率とUVカット率を最優先にする方向けの記事を書きました。
よろしければ合わせてご覧ください↓
※今回のこの記事では、遮光率とUVカット率については詳しく書いていません
目次
日傘購入の決め手になるポイント
- 金額、予算
- 重さ
- 遮光率とUVカット率
- 遮光とUVカット機能の耐久性(経年劣化するかしないか)
- ブランド、デザイン性
- 傘の大きさ(開いた時の直径など)
- 柄の長さと材質
- 折り畳みかどうか
- (傘を開く時)ワンタッチか手動か
- 生産地
- 遮熱効果
- 晴雨両用かどうか、撥水の強さ
- 耐風力
以下の項目で、詳細を書いていきます。
1.金額、予算
まず、これは気になりますよね。
人によって予算は様々です。
金額が高くなる主な要因には、以下のようなものがあります。
- ブランド品
- 丁寧な手作りや手間のかかるもの
- レースなど、生地をふんだんに使うもの
- 遮光率とUVカット率が高いもの
- 遮光とUVカットの機能が長持ちするもの
- (日傘業界の中で)最先端の技術を駆使した品質の良いもの
何を一番に優先するかによって、安く買える場合もあれば高くなる場合もあり。
ちなみに前回の記事で書いた「遮光率100%UVカット率100%」の日傘は、1万円以上する商品も多いです。
ただ、そのような日傘にも二種類あり、効果が経年劣化するものと、そうじゃないものと。
経年劣化するものは、それほど高額にはならない傾向があります。
経年劣化について、詳しくはこちらをご覧ください↓
「遮光・UVカット機能が劣化する日傘としない日傘」
2.重さ
傘の重さは、意外と馬鹿にできなかったりします。
せっかくお気に入りの一品を購入したのに、重くて疲れて買い換えたという話も聞きます。
できる限り軽い方が良いでしょうね。
ただ、遮光率100%・UVカット率100%で効果が経年劣化しない日傘は、生地にその機能が織り込まれているせいか、重くなりがちです。
二重・三重構造だったり、傘の裏生地もしっかりしているので。
ネット通販で日傘を買う場合は、この重さという部分を体験できません。
もし傘を売っているお店の前を通る機会があれば、だいたいの重さを確認しておくと良いのではないでしょうか。
通勤や長時間の外出が多い方と、それほど長時間出歩かない方や移動がほとんど車という方などでも、重さの負担に対する考え方は違ってくると思います。
私は車移動が多い生活パターンですので、重さは軽い方がいいと思うものの、最優先事項ではありません。
3~4.遮光率とUVカット率、その効果の持続年数
これについては前回の記事で詳しく書いていますので、こちらをご覧ください↓
遮光率とUVカット率にこだわる場合、どういう点に注目すれば一番カット率の高い傘を購入できるのかという点についてまとめてあります。
5.ブランドとデザイン性
ブランドはその人の好みですから、それについては言うことがありません(笑)
デザインですが、日傘にはすごく素敵なデザインが多くて・・・
でも、刺繍などがあると針孔から太陽光が入ってしまい、日傘本来の機能としてはちょっと劣ってしまうんですよね。
逆にいうと、遮光率100%・UVカット率100%などという機能が優れている日傘のデザインは色柄に留まり、レースやシースルーや刺繍はあまり使われていません。(端のフリルは除く)
とにかく日焼けしないことが一番優先という方は、色柄だけで選ぶことになると思います。
紫外線カットだけが最優先ではないという方は、けっこうデザインを選べますよ。
私自身は、日傘をさす目的は紫外線カット以外のなにものでもありませんから、デザインよりも機能性で選びます。
でも、カット率が100%にならなかったとしても日傘を使わないよりは使った方が良いですから、そこをどう考えるかですよね。
ちょっと弱めの遮光率でも、ファッション的な感覚で日傘を使う人がいてもいいと思います。
弱めの遮光率とはいってもたいていの日傘は90%以上の遮光率ですから、差さないよりはずっと紫外線対策になります。
6.傘の大きさ(開いた時の直径など)
これはもう、人それぞれ好みとしか言えません。
広い範囲でカバーしたい場合は直径の長い、つまり傘の大きな日傘が良いと思います。
でもそれはあまり混雑している場所に出向かないからであって、混雑している場所で使うことの多い人は、あまり大きな傘だと他人の邪魔になることが気になってしまいますよね。
また、柄がショートタイプの場合は直径が短いことも多いので、「柄は短くて直径の大きい日傘が欲しい」となると、なかなか難しいかもしれません。
7.柄の長さと材質
柄の長さは、身長によっても考えた方が良さそうです。
柄の材質も、プラスチック製・木製・竹製など様々。
持ちやすさや引っ掛けやすさというのもありますから、細かいことではありますが見逃さずにチェックしておいた方がいいかと思います。
8.折り畳みかどうか
どんな場面で使うのがメインになるかにもよりますね。
折り畳みの場合は、普段愛用しているバッグとの相性もあると思います。
ここをどうしても迷って決めかねている方、思い切って2種類購入するという方法もありますよ。
冗談で言っているわけではありません^^;
日傘愛用者の方はわりと、シーンによって使い分けていることも多いようです。
9.(傘を開く時)ワンタッチか手動か
この項目も好み以外のなにものでもありませんから、特筆することはないです。
最近は開く時に指を挟まないよう工夫された作りの日傘もあり、購入の一番の決め手になるほどでもないのですが、そういうのは安心ですよね。
10.産地
私は遮光率100%・UVカット率100%の日傘ばかり選ぼうとしていますが、そうすると「生地は日本製・組み立ては海外(特に中国)」という商品が多いですね。
もっと遮光率の低い日傘についてはあまり調べていないので、よく分からないのですが・・・
日傘としては有名でメディアにもよく登場するような商品もそんな感じですので、個人的には「日傘ってそんなものかな」と思ってあまり気にしていません。
生地自体が国産で、日本の信用できる機関の検査もされているなら、まあいいかな?と。
全体的に中国産の確率が高いので、中国産は絶対に避けたい!と思う方は、産地は必ず確認してくださいね。
また、同じブランドの商品でも、何種類かある日傘のうち一部だけ中国産(または一部だけ国産)というパターンもあります。
11.遮熱効果
赤外線も可視光線(目に見える光)も遮断してくれる日傘は、傘の内側の温度が低くなります。
測定の条件にもよるので一概に「○度低くなります」とは言えませんが、色んなデータを見ている限り、10℃弱くらい低くなっているようですね。
赤外線も可視光線も100%カットと書いてある日傘が、これに当たります。
顔周りの温度が低いということは真夏でも化粧崩れをしにくいと思いますので、顔に塗っている日焼け止めの持ちなども考えると、やはり遮熱機能には魅かれてしまいます。
ただ、色んな方の日傘レビューを読んでいると、季節や天気によっては肌寒く感じてしまうこともあるようです。
一年中日傘をさす方には向いていないかもしれませんが、肌寒くなるような日はお化粧などで日焼け止めを使っていれば、日傘を使わなくてもいいような気がします。
12.晴雨両用かどうか、撥水の強さ
撥水加工にもランクがあり、普通の雨傘の規格は耐水率250mmですが、中には2000mmなどという強力撥水の日傘もあります。
ここをご覧の皆さまは雨傘を買おうとしているわけではないと思うので、購入の一番の決め手にはならないでしょうが、お店に入る時などいつまでもポタポタせず、雨の日のストレスが少し減るのではないでしょうか。
オプション機能として気になる部分ではあります。
ただなにしろ日傘ですから、突然の雨では重宝するでしょうが、最初から雨の日に使わないスタンスでしたら、そこまで強力な撥水加工がいるのかどうかは疑問です。
遮光率やUVカット率の高い日傘は、ほとんどが晴雨両用だと思います。
13.耐風力
傘骨に、釣竿でも使われる強度の高いグラスファイバーを使用している日傘もあります。
弾力性があるので、強風で折れたり曲がったりしにくいのはありがたいオプション機能だと思います。
ただ、そのような機能が備わっていない日傘でも、風の強い日にわざわざ使わなければいいだけの気もします^^;
グラスファイバーは、軽量であることが魅力的ですけれどね。
まとめ
ご自分が何を一番優先したいか、だいたい決まりましたでしょうか。
人気のお店(ブランド)ですと、日傘は春頃から品薄になってしまうこともあります。
その場合は会員登録しておくと入荷のお知らせなどが届くこともありますので、チェックしてみてください。
遮光率とUVカット率に徹底的にこだわりたい!という方は、こちらの記事をご覧ください↓
日傘のどのような点に着目すれば一番紫外線を防げるかなど、まとめてあります。
※今回のこの記事では、遮光率とUVカット率については詳しく書いていません
遮光率とUVカット率100%の日傘4種を徹底比較した記事はこちらになります↓(6/12公開)