プラセンタサプリメントやプラセンタドリンク、お肌に良さそうだから飲んでみたい!と思う方も多いかと思います。
でも実際、何に効くのか・・・
そして、どんな商品を選んだらいいのか、そもそもどんな種類があるのか?
そのような疑問を解決するため、プラセンタサプリメントについての基礎知識を、シリーズで書いていきたいと思います。
第一回目は、「プラセンタの効果」についてです。
プラセンタとは?
哺乳類の胎盤から有効成分を抽出した胎盤エキスのことを、「プラセンタ」と呼びます。
「胎盤」は英語で「プラセンタ」と言います。
胎児を育てるためのたくさんの栄養素が含まれています。
プラセンタの摂取方法
・皮膚への塗布
・経口摂取
・注射
※この記事では、主に経口摂取について書いています
プラセンタの種類
・動物性プラセンタ
現在市場に出回っているプラセンタは、「豚プラセンタ」「馬プラセンタ」「羊プラセンタ」「ヒトプラセンタ」の4種類になります。
このうち人間由来の「ヒトプラセンタ」は、医療機関での注射や点滴などでしか使うことができません。
「とりあえずいま話題のプラセンタを使いたい」と思うのでしたら、動物性プラセンタをお勧めします。
・植物性プラセンタ
植物の胎座から抽出されます。
「プラセンタ」というのは「胎盤」という意味ですので、正確には「プラセンタ」ではありません。
動物性プラセンタと同様の効果を得ることは期待しない方がいいのですが、たくさんの美容成分が詰まっています。
動物性プラセンタは成育時の病気や薬に気を遣わないといけませんが、植物性にはそのような心配がないため、安全性が高いです。
・海洋性プラセンタ
別名「マリンプラセンタ」「魚プラセンタ」とも呼ばれ、植物性と同じく、胎盤が原料ではないので正確には「プラセンタ」ではありません。
鮭の卵巣膜が原料になっています。
9種類の必須アミノ酸全部と、アンチエイジングに有効なエラスチンを含んでいるのが特徴です。
エラスチンは動物性プラセンタには含まれておらず、必須アミノ酸も動物性プラセンタだけでは揃えられません。
※植物性プラセンタと海洋性プラセンタよりも動物性プラセンタの方が優位とは限りません。
ただ、別の美容成分と考えておいた方が良いです。
プラセンタに期待できる効果
・シミ、しわの予防
・お肌の保湿、乾燥の予防
・美白
・にきびの予防と改善
・自律神経の調整作用(うつ病、不眠、自律神経失調症など)
・ホルモンバランスの調整作用(更年期障害、生理の乱れなど)
・疲労回復
・ダイエット
・血行促進、造血作用、冷え性の改善
・新陳代謝の向上
・二日酔い、肝機能の回復
・免疫力向上
・育毛、脱毛の防止
・傷、炎症の修復作用
・抗アレルギー作用
・活性酸素の除去
プラセンタの特長
・強い抗酸化作用
・成長因子(グロースファクター)を持ち合わせている唯一の成分(動物性プラセンタのみ)
・厚生労働省に認められた9種類の美白成分のうちのひとつ
副作用の事例
・生理周期や出血量の乱れ
・アレルギー性皮膚炎の悪化
・たんぱく質やアミノ酸などによるアレルギー反応
・薬剤性肝障害
※アレルギーや肝機能に不安がある方は、必ずかかりつけの医師と相談の上、ご使用ください
まとめ
効果の一覧に、お悩みの項目はありましたでしょうか?
プラセンタの抗酸化作用や成長因子(グロースファクター)に期待して、アンチエイジングにぜひ摂り入れたい成分です。
私はプラセンタサプリメントを飲み続けて、2週間後くらいにはなんとなく・・・、1か月後くらいには「肌の調子が良すぎ!」と感じました。
ただ正直な話、プラセンタ商品の人気の裏で、あまり効果が出なさそうな商品もたくさん出回っています。
このシリーズを読み続け、賢い商品選びをしていただきたいと思います。
次回は動物性プラセンタ特有の成分、成長因子(グロースファクター)について書きます。
成長因子(グロースファクター)の効果が欲しいかそうでないかにより、プラセンタを選ぶか他のサプリメントにするかが変ってくると思います。