プラセンタの製造方法(抽出方法)。造り方によって成分濃度も違う。


プラセンタシリーズの第四弾プラセンタの製造方法についてです。

「プラセンタってなに?」「プラセンタの効果がよく分からないけど、コラーゲンとどちらがいいの?」という方は、第一弾と第二弾をご覧ください。
・第一弾 プラセンタサプリメントはどんな効果があるの?
・第二弾 動物性プラセンタ特有のグロースファクター(成長因子)のすごさ

第三弾からは、もうプラセンタを買うと決めた方に対して、ご自分の目的に合ったコスパの良い商品を選ぶための情報です。
・第三弾 動物性プラセンタの種類と特徴を比較します

胎盤から粉末になるまでの作業工程

胎盤の洗浄、エキスの抽出、消臭、滅菌

(プラセンタ原液)
不純物と水分の排除、滅菌、乾燥

(プラセンタ原末)
カプセルに詰めるなどの、製品化

抽出方法の種類と特徴


手間をかけた製造方法ほど品質が高くなりますが、その分価格も高くなります。
個人的には、高品質でなくても安価ならば、それはそれで需要があると思うのです。
世の中にはプラシーボ効果というものもあり、気分が上がるだけで本当に綺麗に活き活きすることもありますからね。
「毎日サプリメントを飲み続ける」などのルーティンは、気持ちを充実させる効果もあります。

でも、「高品質じゃないのに高価」という商品だけは避けたいところです。
そういう理由で、どんな製造方法であれ、それを明記している商品を選ぶことをお勧めします。

・加水分解法

たんぱく質(プラセンタの主成分)を酸でアミノ酸レベルにまで分解しますが、強い酸により有効成分まで壊してしまう可能性もあります。
酸や塩基などを加えず独自の方法で抽出するメーカーもありますが、詳しい製造方法は企業機密のことが多いです。

・酵素分解法

酵素を反応させて分解する方法で、製造過程においての温度差が少ない抽出方法になります。
加水分解法と比べると有効成分をたくさん抽出できるので、高品質の製品が作られます。
プラセンタの抽出法としてはメジャーな方法で、酵素分解法で作られた製品は多いです。

・高圧酵素分解法

高い圧力でより酵素の働きを活発化させ、滅菌もします。
酸素分解法に比べて、より有効成分の抽出率が高くなります。

・凍結融解法

他に比べると安価に簡単に抽出できる方法ですが、有効成分が失われやすいため現在はあまり使われていません。

・凍結酵素抽出法

凍結融解法の抽出率の低さを酵素分解法で補う効率の良い抽出方法ですが、コストがかかります。

・細胞培養法

その名の通り細胞を培養して作られる方法で、グロースファクター(成長因子)が残りやすく効果が高くなりますが、コストがかかる分、価格も高くなります。。
プラセンタの抽出方法としては現在最高峰と言われ世界特許を取得していますが、この抽出方法で作られた製品はまだそれほど種類がありません。

・分子分画法

特殊なフィルターで必要な有効成分だけろ過するため高濃度で抽出でき、抽出過程でたんぱく質やグロースファクターが壊れにくいのも特長です。
主に医療機関で使われます。

プラセンタ粉末にするための乾燥方法

・フリーズドライ

プラセンタエキスを凍結させ、その後圧力を加えて真空状態にし、水分と不純物を取り除いてから乾燥させる方法です。
加熱をしないので、有効成分を保ちやす乾燥方法です。

・スプレードライ

プラセンタエキスに高温の希釈剤を吹きつけ、乾燥させる方法です。
温度が上がるので有効成分が失われやすく、希釈剤によって純度が低くなりやすいのが欠点です。
低コストで作れるため商品価格も安くなります。
ただプラセンタというのは含有率の表示義務がないため、安いからといって成分量などを見ないで飛びつくと、とても薄い濃度のプラセンタで効果が出ないなどという可能性もあります。

まとめ


高価な商品を求めればキリがないのですが、続けていくためにはやはり、「手頃な値段で効果のある商品」を求める人が多いようです。
それ以外が駄目だというわけではないのですが、ネット上で一般的に人気がある(コスパが良いと感じられている)のは、抽出方法が「酵素分解法」または「加水分解法」で、乾燥方法が「フリーズドライ」の商品だと思います。
この組み合わせが「高品質」という意味ではなく、「購入しやすい金額でそれなりの効果が感じられる」という意味です。

製造方法は一番最後に確認すればいいと思います。
まずは豚プラセンタか馬プラセンタか、金額はどのくらいなのか、成分量はどのくらいなのかというところで商品をある程度まで絞り、その後に製造方法ですね。

次回のプラセンタシリーズ第五弾では、成分量についてのお話をします。
どんなに他の条件が良くても、成分量が足りていないと何の意味もありません。
でも美容サプリメントの成分量って、すごく分かり辛く書かれています^^;
書き方に決まりや縛りがないので、顧客が良い方に勘違いしやすいように書かれているのだと思います。(嘘を書いているわけじゃないと思いますが)
その書き方のマジックに騙されないように、本当の成分量を見極められるようになりましょう!