美容と健康と疲れに効く入浴方法!ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法

段々寒くなり、夏の間はシャワーだけで済ませていた人も湯船に浸かる機会が増えたのではないでしょうか。
どうせ同じ時間を入浴に使うなら、美容・健康・疲れなどに効果的だと嬉しいですよね。

今回は、私もしばらく試してみて効果を感じられた「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」をご紹介します。
ヒートショックプロテイン(HSP)の意味や効果、入浴方法、入浴時の注意点などについて書いていきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)とは

身体が熱などのストレスを受けた時、細胞を修復しようとして発現が上昇するたんぱく質のことです。
元々ヒートショックプロテイン(HSP)は体内に存在していますが、年齢とともに減っていきます。

紫外線、細菌感染、炎症、活性酸素、飢餓などでも発現が上昇して働きますが、修復や保護にどんどん使われてしまうため、継続的に蓄えておくことが望ましいです。

ヒートショックプロテイン(HSP)の効果

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことによる効果です。

・免疫力が上がるので病気になりにくく、なった時も治りやすい
・新陳代謝が上がり、ダイエットやアンチエイジングに効果的
・乳酸の発生を抑制し、疲れにくくなる
・コラーゲンの減少を抑制することによる、アンチエイジング効果
・血流を良くし、血管年齢を若返らせる
・冷え性、低体温の改善
・神経伝達物質であるエンドルフィンが分泌されることによる、痛みや疲労の緩和
・鬱病や不眠症の改善

※エンドルフィンは、モルヒネと同じような働きをする物質です。
楽しいことや幸せなことがあった時はもちろん、想像するだけでも分泌され、運動することでも増えるので「ランナーズハイ」を起こすこともあります。
痛みに対する鎮痛効果がありますが、精神的な心の痛みや不安感にも効果があるとされています。

入浴の手順とポイント

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす入浴方法に関する情報は、ネットにもたくさん出ています。
基本的なことはほとんど同じですが、温度や時間などに多少差があります。
私は各ポイントごとに多数派を選びながら、それを組み合わせて実践しました。
ですから以下は、ネット上の情報の平均値をとったような方法です。

・常温以上の温度の水分を補給してから入浴し、浴室にも常温以上の飲料を持ち込み、ちょくちょく水分補給する(私は空のペットボトルに常温水を入れているだけです)
・お風呂の温度は40度~42度
・入浴時間は、40度=20分、41度=15分、42度=10分
・防水仕様の体温計で、舌下で体温を測り、38度くらいになるのが目安(基礎体温より約+1.5~2)
・肩が冷えないよう、肩までしっかり浸かるか、肩を温かい濡れタオルで覆う
・風呂温度はすぐに下がるため、沸かし直しをしたり、身体の部分以外は蓋をしておくなど、温度を保つ工夫をしながら入る

お風呂から上がったあともまだ続きます

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、湯上り20分経過後までが1セットです。
これをやらないと、せっかく入浴方法が完璧でも意味がありません><

・常温または温かい飲み物で、たっぷりと水分補給をする(冷たい飲料は絶対に禁止!)
・できる限り体温を高いまま保つためにしっかりと着込んで、靴下も履き、10~20分ほど待つ(私は20分待ちます)
・大量の汗をかいた時は、塩分補給もしてください

これで1セット終了です!
お肉の調理も、表面をサッと焼いたあとはアルミホイルに包み、余熱をジワジワ内部まで浸透させる方法がありますよね。
あんな感じを想像しています(笑)

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法の頻度

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法の効果が出るのは入浴後約1~2日後で、その効果は4日間ほど持続すると言われています。
そのようなリズムのため、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を行うのは週に2回程度が最適でしょう。
ただ、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法に身体が慣れてしまうと、最初の頃のようには体温が上がらなくなったり、そのせいで効果が半減する場合もあります。
「やり始めた頃は疲れが減って効果が出たと思ったのにな・・・」なんて感じた場合は、数週間のインターバル期間を設けた後に、再度試してみるのが良いです。

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法の注意点

持病がある方や高齢者ですと、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法が身体に大きな負担をかけてしまう可能性もあります。
現在通院中の方や不安な方は、医師に相談されてからの方が良いです。

なんと、厚生労働省の調べによりますと、高齢者が自宅で死亡する原因の1/4が、ヒートショックを起因としたものなんです。
特に冬は温度差が激しくなる場面も多く、血圧が大きく変動しやすいので、ご注意ください。
「寒い地方の方が大変」かというとそうでもなく、北海道や東北などは暖房対策がしっかりされていることが多く、むしろ暖かい地方の方が油断しがちです。

以下の対策をご検討ください。

・入浴前に浴室にシャワーをかける、湯船のふたを開けるなどの方法で、浴室を温めておく
・体温変化が急激に変化しないようにするため、脱衣所も温めておく
・手足など心臓に遠い場所から、少しずつ掛け湯ををしてから入浴する
・脱衣所をどうしても温められない場合は、浴室から出る前に身体をしっかり拭き、濡れたまま出ないようにする
・上記の入浴時間、体温(平熱より約+1.5~2度)を守る
・冬は特に気を付ける(11月~4月:注意、12月~3月:要注意
・入浴前は同居の家族に一声かけておく

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法でなくても、高齢者や持病がある方は、入浴でのヒートショックによる事故が多いです。
ご家族に不安な方がいらっしゃる場合、できれば浴室暖房など入れたいところですね。

まとめ

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法がいつもの入浴と違うのは、「体温を気にしながら入る」「お湯の温度を保つ」「入浴中の水分補給」「湯上りの身体から熱を逃さないようにする」といったところでしょうか。
湯上りにキューッと一杯、冷たいものを飲む習慣がある人にとっては、その部分も違ってきますね。

体温・お湯の温度・入浴中の水分補給については「気を付ける」という点ではすぐに慣れましたし、いつもの入浴よりかかる時間が増えるということはありません。
湯上りの冷たい飲み物に関しては、20分経過後を楽しみにすれば良いと思います。

いつもより時間がかかるのは、入浴後の10~20分の待ち時間ですね。
この時間を焦ったりイライラして過ごしたくないので、「カフェオレを飲んで音楽を聞きながら雑誌をめくる時間」という感じで設定しておくと、けっこう気分良く過ごせますよ。
みなさんいつも忙しく動き回っているのでしょうから、このくらいの贅沢な時間があってもいいと思うのです。
「気の持ちよう」という部分もありますし、1日の中で一番ゆったり過ごせる時間として、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴方法とセットで、週に2回のスペシャルタイムを採り入れてみてはいかがでしょうか。