肌のゴワつき、化粧の乗りの悪さ・・・、角質肥厚が原因かも?

今日は様々な肌トラブルの原因となる、「角質肥厚」についてのお話です。
肌がザラザラする、ごわつく、くすむ、化粧の乗りが悪い>< と悩んでいる方、もしかしたら原因は角質肥厚(かくしつひこう)かもしれません。
原因や改善方法を知り、健康的で艶やかなお肌を取り戻しましょう!

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角質肥厚(かくしつひこう)とは?

肌は常に新陳代謝しています。
新しい細胞が作られ、古い細胞は肌の外に押し出されて、最後は垢となって自然に剥がれ落ちていきます。

若いうちは肌細胞の入れ替わりが約28日周期で行われますが(顔)、このサイクルのことを「ターンオーバー」と言います。

角質肥厚というのはターンオーバーの乱れや(新しい肌細胞との入れ替え周期が長くなる)その他様々な要因により、古い細胞が剥がれ落ちずに表皮に溜まり、分厚くなってしまうことです。

角質肥厚(かくしつひこう)の主な原因

1.乾燥

角質が垢としてはがれ落ちる過程で、たんぱく質分解酵素(トリプシンやキモトリプシン)が角質細胞同士を接着しているたんぱく質(デスモソーム)を分解し、剥離しやすくする働きをします。
肌が乾燥するとたんぱく質分解酵素の働きが阻害されてしまい、上手く剥離を促せません。
その結果、表皮に角質が溜まるようになり、角質肥厚に繋がります。

たんぱく質分解酵素について、詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

お肌をゴワつかせたりガサガサにさせたり、化粧品を浸透させにくくしてしまう「角質」。今日は角質が生まれてから肌表面に出てくるまでのメカニズム、角質を上手く剥がすために必要な「たんぱく質分解酵素」の働きを図解説明してみました。

2.洗顔、スキンケア

角質肥厚の大きな原因のひとつは「乾燥」ですので、乾燥しないような洗顔とスキンケアを心掛けないと角質がはがれにくくなります。
洗顔をサボれば角質(垢)が溜まるというのは誰でも想像つくと思いますが、洗顔で角質を落としすぎたりゴシゴシ洗いで強い刺激を与えたり、洗浄力の強いクレンジング剤を使って肌を乾燥させてしまうことも、角質肥厚の原因になってしまいます。

スキンケアも、サボったり肌質に合わない化粧品を使うことでじゅうぶんな保湿ができなくなることもありますので、気を付けたいところです。

3.摩擦や紫外線など、外部からの刺激

肌にはバリア機能があり、外部からの刺激を受けると肌を守るために活発に働きます。
その防御策のひとつとして、水分を逃さないために角質を溜めこもうとするのです。
また、外部からの刺激は肌を乾燥させることにもなります。

4.ターンオーバーの乱れ

上にも書いた通り、健康的なお肌の細胞は約28日サイクルで入れ替わり、この周期のことをターンオーバーと言います。
ところが何かしらの理由でターンオーバーが乱れ、肌細胞の入れ替わりサイクルが長くなってしまうと・・・
肌表面にある古い角質がスルッと剥がれてくれなくなり、蓄積して、角質肥厚の原因になります。

・加齢

ターンオーバーの乱れの原因は色々ありますが、加齢の影響が大きいです。
下のグラフにある通り、歳をとればとるほど周期が長くなってしまいます><

・生活習慣の乱れ

食生活の乱れ、運動不足、質の悪い睡眠(睡眠不足を含む)、無理なダイエットなどはターンオーバーの乱れに繋がり、角質が垢として剥がれ落ちにくく、溜まりやすくなります。

・ストレス

ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れやすく、それが血流の悪さへと繋がります。
肌の新陳代謝は血流がスムーズでないと滞りがちになるので、結果的にターンオーバーが乱れて角質肥厚の原因となります。

また、ホルモンバランスの乱れにより男性ホルモンが活性化することもあります。
男性ホルモンが過剰になると、女性特有の肌の柔らかさにも影響が出ます。

・冷え

身体の冷えも血流が悪くなる原因ですので、「ストレス」と同じく新陳代謝が悪くなり、ターンオーバーが乱れます。

角質肥厚が肌に与える悪影響、症状

1.毛穴トラブル

角質肥厚になると毛穴が塞がれてしまい、余計な皮脂や汚れが溜まりやすくなるので、大人ニキビや毛穴の黒ずみの原因になります。
また、毛穴が開きやすくなるのでそれも困りますが、それにたるみも加わると毛穴同士がドロップ型になって繋がってしまい、シワの原因にもなります。

2.シミ

シミの元は表皮の奥で作られ(細胞が黒くなる)、それが肌の表面まで浮き上がってきたけれど上手く剥がれてくれず、黒いまま沈着してしまうものです。
ターンオーバーが正常であったり、表面に出てきた角質がすんなり剥がれてくれれば沈着せずに済むのですが、角質肥厚だとシミとして居座ってしまいます。

3.くすみ、透明感

古い角質は死んだ細胞で、色がくすんでいます。
それが肌表面に積み重なってしまうと当然のことながらくすんでしまい、透明感が失われます。
ひじ、膝、かかとなども、角質がたまってガサついている部分は、色が白っぽかったりグレーがかっていますよね。
それと同じことです。

4.シワ

角質の溜まっていない健康的な肌は弾力があるのでシワになりにくいのですが、乾燥していたり角質が溜まってゴワゴワしていると、シワができやすくなります。

5.化粧品の効果が出にくい

角質が分厚く肌表面を覆ってしまうと、スキンケア化粧品の浸透も悪くなります。
慌てて保湿しようとしても、その保湿成分すら浸透しにくくなってしまうのです。

角質肥厚の改善方法

「角質肥厚(かくしつひこう)の主な原因」の項目で書いたことに気を付けることが改善方法になりますが、改めてまとめてみます。

1.保湿

”角質同士を粘着させ剥がれにくくしているたんぱく質”を退治してくれる「たんぱく質分解酵素」にじゅうぶんな働きをさせるためには、保湿が不可欠です。
たんぱく質分解酵素が活発に働いてくれると、角質は垢として排出されやすくなります。

2.紫外線ケア

紫外線を浴びすぎると肌の防御機能が働いて、角質を厚くして肌を守ろうとします。
日焼け止め化粧品や日傘、帽子などを駆使して、特に真夏はUVケアをしっかりしましょう。

3.肌に刺激を与えない

洗顔時のゴシゴシ洗い、洗顔後のタオルでゴシゴシ、洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料を使う、刺激の強い(または肌に合わない)化粧品を使うことなどで、肌が乾燥したり防御機能を発動させやすくなります。
必要以上に角質を取りすぎると、肌が「角質をもっと作らなきゃ!」と暴走するので角質が過剰生産され、負の連鎖が起こります。

4.健康的な生活習慣

主に食生活、運動、睡眠になります。
どういうことを指すのかはだいたいお分かりでしょうから詳しくは説明しませんが、身体を健康的に保つことで、ターンオーバーの乱れを出来る限り正常に戻しましょう。

5.ストレスを溜めない

そう言われても簡単にはいかないでしょうが・・・^^;
趣味に没頭できる時間を作ったり、身体を動かしたり、美味しい物を食べたり綺麗な景色を見るなど、自分なりに心が軽くなるような何かを見つけることに積極的になりましょう。
ストレスは美容だけではなく、身体(健康)にも良くないです・・・

6.角質ケア(ピーリングなど)をする

週に1回ほどのピーリングも効果があります。(毎日使えるピーリング剤もあります)
あまりやりすぎると肌への負担が大きくなってしまうので、用法は守ってください。
敏感肌の方は少しずつ様子を見ながらの方が良いと思います。

7.1日2回の洗顔をサボらない

洗顔のしすぎはNGですが、余計な皮脂や角質、メイクやほこりなどは、なるべく早く落としてあげてください。
角質肥厚になってからケアするよりも、そもそも角質肥厚にならないことが一番楽ですしね。

8.身体が冷えない工夫をする(温活)

クーラーでの冷え過ぎ、冷たい飲食物の摂りすぎなどにはご注意ください。
暑い夏こそ、陥りやすいです。
身に付けるものでは靴下や腹巻、膝掛けなどの活用、食べ物ではしょうがなどの香辛料や根菜などを積極的に摂取してみてください。

低体温の改善方法や原因などについてまとめた記事は、こちらをご覧ください↓

低体温によるリスクは?低体温を改善する方法は?低体温の原因は?冷え性との違いは?低体温は身体の不調の中ではわりと軽視されてしまいがちです。確かに低体温や冷え性がいきなり重篤な何かに繋がるということはありませんが、あまり長いことその状況ですと、重篤な病気の原因にもなりかねません。改善方法は色々とあるので、今のうちに平熱を平均値まで戻しましょう。

まとめ

今日のポイント
・角質肥厚改善には保湿が大事
・ターンオーバーの周期が長くなると、角質肥厚が起こりやすい
・肌に刺激を与えたり紫外線をたくさん浴びると、防御機能で肌が厚くなりやすい
・角質を取り除きすぎると、角質が過剰生産されやすい

加齢だけはどうにもなりませんが、それ以外のことに気を付けるだけでもだいぶ違ってくると思います。
また、角質肥厚の改善方法は、角質肥厚以外の肌トラブルにも共通する改善方法ですね。
結局のところ行き着くのは、健康的な生活習慣・保湿・紫外線対策・正しい洗顔になります。

一気にやれといわれてしまうとなかなかできないですし、やったとしても途中で力尽きてしまいます・・・
目標を決めて少しずつ慣れながら進んでいくのが、長く続ける秘訣ですよ!
私も「この夏はこれ」「秋からはあれ」などと、色んなことを少しずつ採り入れています。

コメント

  1. ミラ より:

    はじめまして。
    ランキングからきましたミラです。
    うだるような厳しい暑さが続きますが、規則正しく生活して、きちんとお手入れすることが大切ですね!
    また訪問します!

    • さくらノ より:

      ミラさんこんばんわ~
      今年はずいぶん早くから暑いですよね^^;
      美容の話をすれば必ず関係してくるのがターンオーバーで、ターンオーバーを正常に保つためには規則正しい生活と保湿が一番ですもんね。
      去年の夏はシミ対策と保湿をしっかりしていたので肌が老化した感じもせず乗り切ることができました。
      今年の夏も、お互いにお肌をいたわりながら頑張りましょう♪

  2. さちりん より:

    こんにちは さくらノさん
    私はとても冷え性なので、温活したいと思います。
    根菜がいいのですね。
    お肌の事もですが、勉強になりました。
    ありがとうございました。

    • さくらノ より:

      さちりんさん、こんばんわ
      私も以前何かの記事で書いたことがあるのですが、(冷え性ともちょっと違うけど)おととしまでものすごい低体温だったんですよ><
      身体が冷えている状態は美容にも健康にも良くないので、温活は良いと思います!
      基本的に夏野菜は身体を冷やし、冬野菜や香辛料は温めてくれるものが多いです。
      旬の野菜は栄養価が高いので、この時期はトマトやきゅうりをたくさん食べたいのですが、身体の冷えと相談しながらがいいですね。あとは香辛料をプラスしながら食べるとか。
      クーラーのかけ過ぎも良くないけど熱中症も困るし、夏は色々大変ですよね~

  3. さくっちょ より:

    こんにちは。
    ランキングからきました。
    肌のごわつきが気になる時があります。
    角質をとろうと洗顔をがんばったりしがちですが
    保湿に力を入れたほうがいいんですね。
    正しい情報をありがとうございます。

    • さくらノ より:

      さくっちょさん、こんばんわ~、訪問ありがとうございます^^
      洗顔でのピーリングも効果はありますが、保湿とのバランスが大切だと思います。
      普段は肌を乾燥させないような刺激の少ない洗顔をして(ピーリングはある程度仕方ないですが><)、そのあとたっぷり保湿ですね!
      保湿はピーリングと違って即効性は感じられないかもしれないけど、毎日のお手入れ次第では人にもよるけど1か月後にはだいぶ違うのではないでしょうか。
      私はおととしまでスキンケアをサボってて角質肥厚になっていたと思いますが、気長にお手入れしていたらゴワつきもなくなりました。